自分の魂が揺さぶられる声、音楽、律動、いろいろあります。

生きていく上で必ずしも必要じゃないかもしれませんが、それがあることで自分を律してくれる存在。

それらを少しでも近くで感じていたい、という方へのお手伝いができるといいねえ、というポリシーを携えたオーディオ屋です。

スタイラストとLNP-2Lのひと

今回Tシャツを作ったことで旧交が呼び起こされ、来てもらえました。会うのは20年以上ぶりかな、たぶん。不思議なもので、いくら会っていない期間が長くとも、会った瞬間からそういうブランクは消え失せてシームレスに話は弾みます。

この方は店主よか7つ歳上なんですが、70年代ロックに傾倒し続けてLP12フルセットとスタイラストとLNP-2Lにまでイッてしまった人なのです。ドラムも叩く方なので、当方と同様にドラムとベースのリズム隊をグルーヴィに再現できぬシステムに用は無い、という属性持ち。

今日は隣の部屋の住人がいる日だったので会話ができる程度の音量で聴いてもらったのですが、演奏時の間やタメがきちんとつたわること、量感と力感を伴ったバスドラとベースの表情の描き分け、ただ音圧で下品に前に出てくるだけじゃ無いサウンドステージの前後感の深さなど、こちらが意識して詰めているポイントを理解してもらえたので、ああ、やっぱり同じ耳している人だったなあ、と感慨深かったです。

世代的に歌謡曲をきちんと経由してきているので、あの頃の日本の録音物の生っぽさや当方絶賛再評価中の沢田研二のカッコ良さも伝わったし。

改良型スイッチング電源ユニットからDC12Vを供給したTU-8100改とTUBE-00J改のコンビを後半聴いてもらったんですが、これがこっちもビックリするくらいの歌いっぷりを魅せてくれたのにかなり驚いてもらえました。サウンドクオリティで言えばオーディオラボのプリメインには及ばないのは当然ですが、これぞ真空管アンプという声の艶っぽさと温度感、繊細な描きわけが極限まで出てきているのに、リズム隊が意識を交わしながらめっちゃ仕事しているのもちゃんと分かる。

以前はここまでの歌いっぷりは無かったと思うので、やはりGRV-RISERを各装置に組み込んだおかげだろうなあ、と手前味噌ながら実感。

スタイラストとLNP-2LのTシャツは両方とも全色購入していただきありがたいこと。スタイラストは俺が買わないで誰が買うか、とね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Posted by takelet2