自分の魂が揺さぶられる声、音楽、律動、いろいろあります。

生きていく上で必ずしも必要じゃないかもしれませんが、それがあることで自分を律してくれる存在。

それらを少しでも近くで感じていたい、という方へのお手伝いができるといいねえ、というポリシーを携えたオーディオ屋です。

SONOSAX SX-DA2

ひょんなことから入手。業務用機材的なDACで、対応サンプリングレートは44.1k/48kのみ。ハイレゾとかが出てくる以前の製品ですわね。

見てわかる通り小さいです。しかも後ろ1/3は電池ケースというね。プロ機材なので、006P2本で可搬動作可能なのです。DC入力は 12V-24Vの範囲で対応。面白いことに、付属のACアダプタも12-24Vの可変出力になっています。

しかし、これが諸刃の剣。基板上の電解コンデンサは全て25V耐圧のもの。もし24Vで動作させてたら余裕無さすぎていずれアウトだよ。中開けて基板裏をよーく見てたら、電解コンデンサのハンダに変色している箇所を発見。ハンダゴテを当てたら、コンデンサ内部の電解液が漏れている時特有の刺激臭あり。外してみたら案の定でした。液漏れしていたのはその1本だけでしたが、当然全数交換です。あとはGNDラインを銀単線にて強化して、オーディオラボの新技術も勿論装着。

そこまでやって漸く音出しにたどり着きました。トランスポートはLINN CD12で、同軸ケーブルにて接続。DC電源はとりあえずGaN充電器&つよねこ12Vで。

いきなり、一番好きな音が飛び出して来ました。使用されているDAC-ICも全く違うけれど、古のcdpの名機、EMT981が記憶から呼び出されましたね。生命感と躍動感が溢れる音です。よくわかんねえや、機械的な共通点なんか何も無いのだけれど。エンジニアのセンスなんでしょうか。このメーカーは元STELLAVOXの人が起こしたらしいです。

しかーし、数日間電源を入れっぱなしにしてたら、なんか暴走してました。前面のLEDがランダムにフラッシュしてて LINN LK-1のディスコライト状態。熱暴走する持病持ちだという話は聞いていたので、よくよく確認してみたら、電源フィルター回路のおそらく積層セラミックコンデンサが1個ショートしているのを発見。これを交換すればおそらく大丈夫なのか、そうだといいな、と、思いつつ今日の夕方に秋月電子に注文を入れました。届くのは週明けかな。

4/11

やっぱダメでしたー。なんかオーバーヒートを検知しているらしい素子がダメになってるぽい。諦めた。アルケミーのDITBが到着しているのでコレで遊ぶ。



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Posted by takelet2