ぜつえん!
前のポストからだいぶ空きました。
さて、
現在のレコード再生系は
プレーヤー:Technics SL-1200Mk3(改良型SW電源による外部DC電源駆動化&内部チューン)
カートリッジ:SHURE M75B
フォノイコライザ:合研ラボ GK05LCR(改良型SW電源による外部DC電源駆動&内部チューン)
です。
プレーヤー、フォノイコ共に必要なのはDC24V/1A以下なので、1台の24V/4A電源ユニットからのパラ出力でまかなっています。無論、電源ユニットを2台使って独立給電したほうがいいのはわかっているのですが、大げさになるのでずっとこの仕様でやっていました。その状態でも驚嘆する出音でしたし。
そんな中、以前からたまに使っているTDKの絶縁型DC-DCコンバータに24V入力/±12V出力のものがあるの気づきました。これ、±12Vの2系統出力ですが、実は+24Vの単出力としても使用できますので、片方の電源供給にこれを使うと簡単に2台が電気的に絶縁できるなあ、と。
ただ、供給電力的には10Wなので大電流が必要な場合には間に合いませんが、フォノイコであれば十分足ります。
そんなわけでやってみました。
横にコバンザメぽくひっついているのがDC-DCコンバータです。両面テープで貼ってます。
早速音出し。
わかってはいましたが、SPからの音離れの拡大と、一つ一つの楽音の立ち上がり、消え入りの瞬間までがより感じられることによる、今しっかりそこに存在している感の向上が圧倒的です。このあたりの変化が起こると、再生音のテンポがよりゆったりと感じられるようになります。
ネットワークオーディオでもてはやされている光メディアコンバータ、これも電源供給の改善で本気が聴けるのですが、送信側ユニットと受信側ユニットでそれぞれにDC 5Vが必要なので、普通は電源の箱が2つ必要になります。それもめどいので、弊店ではDC12V/4A出力の電源ユニットに、DC 12V→DC 5Vの絶縁型DC-DCコンバータを2つぶら下げて給電するとともに、DC 12Vはそのままサウンドジェニックへの給電に使用しています。これで絶縁された3系統の独立給電が可能となります。
台の下に電源ユニット等は置いてあります。右のは改良済みのエレコムのスイッチングハブで、改良済みのものをもうすぐ販売予定です。
やっぱ絶縁だいじなー。
おっと、左上に光っているあやしいやつ。
盤面の静電気を除電してくれるものです。
帯電しやすいタチなのか、乾燥しているときは盤にターンテーブルマットがやたらとひっついてくるのですが、これを導入してからは全くそれがありません。
出音もよくなってる気がします。ちょっとファンの音はしますが、再生が始まってしまえば気にはなりません。おすすめです。
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