空気録音とか
あるじゃないですか、こういうの。
いくつか見てみても、何をどう判断していいのかよくわからないというのが正直なところ。ならば自分でやってみるしかあるまいとせんめんき。
取り急ぎコレと適当な三脚を買って録音してみましたよ。通常聴く音量ではレコーダー内蔵のマイクアンプ部のゲインが全然足りないので、結局これで全域を6db上げたりとか、マイク位置でやっぱり相当変わるというのがわかったので、なるべくリスニングポイントの位置になるように工夫したり。しかしまあいくらやってもどうにも音に力がない。マスタリング作業でいじるのはなんか違う気がするので、本体を一度バラそうとしてみたけれどなんかうまく分解できないですよ。仕方ないので最終兵器を仕立てました。
テレレレッテレー♪ 5Vスイッチング電源改ー
通常は内蔵の単4電池2本で本体駆動なのですがUSB端子経由でも給電できるので、自宅のamazon Fire TV Stickに使ってた5Vのスイッチング電源ユニット、これも笑っちゃうくらい音変わるんですが、まあとっぱずしてきました。基板を再確認してみると結構中途半端な手の入れ方だったので、フルにやることをやり直して接続ドン!
ヘッドフォンのモニターで確認してみると明らかに出音の世界が変わったので、とりあえず慣らしのために通電状態でほっておきます。明日もう一度録音してみる予定。安いレコーダーでもなんとかなるのかさあどうだか。
閑話休題。ビクターは10cm径程度のフルレンジユニットを使用したスピーカーを90年代頃からずっと作り続けています。単品販売のやつだったりミニコンポ付属だったり、振動板もアルミだったり紙だったり今どきはウッドコーンと称した木の板を加工したものだったり。そんな中で今回入手したのがこれ。ミニコンポ付属のスピーカーなのにエンクロージャーは桜の無垢材ですよ。どんだけ無茶苦茶だったのかバブル時代。
外観は傷も多少あるもののまあキレイなもの。汚れを落としてから蜜蝋ワックスを塗り込めばA.Y.K.Y(アラヤダキレイダワヤダー)。ユニットにはサウンドアクセラレーターを装着。マグネットヨークとユニット裏カバーとの導通を確保するのに手間取りましたがなんとかしました。裏カバーとフレーム間の導通は最初からあったので問題なし。
音出しをしてみると、まあ基本的に同じ音です。みんなフルレンジユニットでそれぞれサウンドアクセラレーターを装着していますので。ウーファーがローパス用のコイルを経由してると、もう身体が反応しないんだよね、俺。
グっ!という力感と出音の軽やかさが両立できている、ということがスピーカーに求める1stプライオリティなのです。だから2ウェイ以上のスピーカーシステムならば、マルチアンプによるアクティブ駆動をしているか、JBLやダイヤトーンの一部のスピーカーのように、ウーファー直結ネットワークによる帯域制限を行っていないタイプじゃないと使う気にならないという次第。
ちなみに、自宅ではLINNのKIKO DSMシステムを使用中。こんなナリですが、デジタルによる帯域分割と内蔵の4chアンプによるマルチアンプシステムなのです。こちらも全ユニットにサウンドアクセラレーターを装着済み。素晴らしかですよ。
さて、LP12のカートリッジをSHURE M44-7からM75Bへ変更しました。以前出入りしていたジャズ喫茶で、フラットで実にいい感じに鳴っていたんだよねえ。V15 type3より全然好きだった。とうの昔にディスコンとなっているので、ボディは未使用のものを入手。針は無かったのでこれまたデッドストックのSHURE純正品を入手。しかし、軽針圧用(0.75-1.5g)のを注文したつもりが1.5-3gのが到着。まあアームの針圧上限でギリ使えるのですけれど。しばらくは慣らしですね。
追記:レコーダーの電源を強化するも今ひとつ。よくはなっているんだけれど、ヌケが無い。録音のコツがわかっていないのかレコーダーがしょぼいのか。しばらく考えます。
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