自分の魂が揺さぶられる声、音楽、律動、いろいろあります。

生きていく上で必ずしも必要じゃないかもしれませんが、それがあることで自分を律してくれる存在。

それらを少しでも近くで感じていたい、という方へのお手伝いができるといいねえ、というポリシーを携えたオーディオ屋です。

機器を継ぐもの

いやまあ、ケーブルなんですけれども。昨今の各種接続ケーブルのインフレはアイモカワラズ凄まじく、でもまあ趣味ですから自らが結果に見合う対価だと認めれば他者が文句を言う筋合いはないわよね飛鳥。

弊店で使用しているのは、
ラインケーブル:mogami 2549
スピーカーケーブル:BELDEN 8471
イーサネットケーブル:BUFFALO 爪の折れないやつ
電源ケーブル:切り売り品いろいろ
電源タップ:松下の4口電工タップとか

といったところです。あまりに高性能を謳うものはね、もう飽きました。基本的には、フラットかつ伸びやかさを阻害しない。が最重要ポイント。

網線シールドは音の伸びやかさを阻害するガンだというのがこれまでの経験に基づく当方の意見。とにかくどこにいてもこいつがいると音が詰まる。輻射ノイズ対策でDC電源ユニットの出力ケーブルに被せてみたけれど、まー見事に音が死にますので速攻外しました。JC-2の内部配線も網線シールドの細い同軸ケーブルなんでほんとは嫌なんですけれども、まあ、ここは仕方ないと見てみぬふりをしています。

mogamiのケーブルはシールドが網ではなくてスパイラル状に巻きつけてあるのがほとんどです。LINNの黒インタコも同様。自分が聴いていて違和感がないケーブルの共通点と言えばここなんですね。だからLINNでもシルバーケーブルは嫌い。

イーサネットケーブルはプラグ部の材質がかなり効くように思えます。BUFFALOのやつは最初に使ったときにほんとに帯域内にピークが感じられなくて、ああこれでいいや、となり今に至ります。

電源ケーブルは色々混ざってますが、基本的には硬すぎない線材をツイストペアにしてればもうなんでもいんじゃね、とか思っています。プラグの刃はできれば真鍮無メッキかなと思いますが、まあ、それもあんまり気にはしなくなりました。電源ケーブルでどうにかしてもらうのはいい加減本末転倒にも程があるというか。

最近、DC電源ユニットの出力ケーブルにこれを使用していますが、これの2スケを2本使って電源ケーブルにしてしまえばもうそれでいいのではないかと、JC-2の電源ユニットのAC側に使用して思っています。

なお、アースケーブルは這わせませんので2芯にて使用します。日本の電源環境では基本的に壁コン側が浮いてしまいますので、逆にノイズを拾うアンテナになってしまいますし、もし大地アースに落とすという場合でも別線で単独のアースケーブルを使用したほうがsound good!です。その場合は3芯の装置側プラグをバラしてアース配線を外すのが必須ですが。国産機の場合はACインレットに筐体アースの配線はされていないことが多いのでこのへんは常に要確認ですね。

もう20年前くらいですが、その頃にLINNが屋内配線用として販売していた通称LINNブルーケーブル、下の画像の青いやつですね。各芯3.5スケア銅撚り線の3芯構成な、なんてこたないキャブタイヤケーブルだったのですが、これを3芯全部まとめて丸ごとアース線として各装置間に引いていました。アース線に関しては太さは正義だった気がします。

あ、そろそろ昼だ。ベルテコ行ってこ。うちのトースターが早くリベイクさせろと言ってる。

いざ行ったら定休日だというね。


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Posted by takelet2