自分の魂が揺さぶられる声、音楽、律動、いろいろあります。

生きていく上で必ずしも必要じゃないかもしれませんが、それがあることで自分を律してくれる存在。

それらを少しでも近くで感じていたい、という方へのお手伝いができるといいねえ、というポリシーを携えたオーディオ屋です。

MLAS JC-2 その後

電源部を新規作成して無事に復活したJC-2。内蔵フォノイコ経由でレコードを聴いてもライン入力でDSを聴いてもけっこういい。いいけどちょっとぬるい。初期レビンソンでよく言われる熱気と精緻さの両立、わからんでもないけれど、オーディオラボの音に慣れてしまうとも少しなんとかできないか、とも思う。そう思わせる可能性は音に出ているので、やるしかあるまいとせんめんき。

作業としては、最初から装着してあるパーツの交換はなし。GNDラインを徹底して強化する。フォノ回路用の電源モジュールの±13V出力端子にシルキー回路を装着。といったところ。

基板のGNDラインにはΦ0.5mmの4N銀単線を裏打ち、及び入出力端子やボリューム等に這わせてあるGND配線(スズメッキ単線)も同じ銀単線へ交換。ほんとならΦ0.8mmの銀単線でやりたかったけれど、とりあえず手持ちでやりくりフニクラ。

確か基板パターンは銅箔ではなく銀箔ではなかったかなあ。配線も銀線だったかと。信号線には手を付けないことでトーンの変化を最小に。求めるのはあくまでクオリテイアップのみ。


午前中使って作業完了。動作チェックも問題ないのでラックへin!

不思議なことにLINN DSを直接ラボのプリメインアンプに接続するよりも、JC-2を経由するほうが音数が増えているなあ。色気もうまい塩梅に乗っているし、ぬるく感じた低域の制動も効いている。最初に感じた不満点はほぼ払拭されたかな。これなら今時のプリアンプとも言い訳なしに戦えるな。

この曲がねえ、いい。いままでうまく鳴らなかったんだ。



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Posted by takelet2