自分の魂が揺さぶられる声、音楽、律動、いろいろあります。

生きていく上で必ずしも必要じゃないかもしれませんが、それがあることで自分を律してくれる存在。

それらを少しでも近くで感じていたい、という方へのお手伝いができるといいねえ、というポリシーを携えたオーディオ屋です。

Groove riser USB PD規格用12Vトリガーケーブル仕様作成

昨今、USB PD規格GaN半導体採用の充電器をオーディオ装置やネットワーク装置のDC給電に使用することが徐々に広まってきています。確かに付属のスイッチング電源採用のACアダプタよりは音の立ち上がり、低域の沈み込み、サウンドステージの広がりなど良くなる点もあるのですが、個人的には全体的にうっすらノイジーというか、品が無くなる感がどうしてもつきまとうように思えます。

それをどうにかしたいなあと思いまして、作ってみました。

WITRNのe-marker付きDC12V用ケーブル(PDC003)、これのDCプラグ側を途中で切断して回路を組み込んであります。回路内の線材はgnd側がφ1.6mmの4N銀単線で、hot側はφ0.8mmの4N銀単線です。

GND浄化用にシルキー回路も合わせて組み込んでありますので、GaN充電器をオーディオ用として使用した際に感じるネガなところは、ほぼ解消できていると思います。これならまあ、常用できるかな、というところです。それでも、本気で手を入れたスイッチング電源とは提示される世界が違いますけれど。

DCプラグのサイズは外径5.5mm/内径2.5mm,2,1mm共用です。一般的なDC12V入力の装置で使用しているプラグですが、CATV系のルータ等ではEIAJ極性統一プラグの4番を使用していることもありますので、実機を確認してください。要望が多い場合はEIAJ版や他の電圧版も制作する予定です。

回路部分は十分に保護していますが、無理な力をかけたり狭い場所に押し込むことははやめてください。破損する可能性があります。

既発のGRV-RISERと使用している素子、線材はほぼ同等で、それにオーディオラボ様が起案したシルキー回路をあわせて組み込むことで、GNDラインの強化と浄化を同時に図っています。

このケーブルを使用してDC12Vを取り出すには、USB PD規格の充電器でDC12V出力に対応したものが必要です。現行ですとRAVPOWERの製品で下記のものなら大丈夫です。但し、規格上はDC12V/3Aがリミットなので、それ以上の電流が必要な製品は接続しないでください。

RP-PC112 (61W USB Type-C 1ポート)
RP-PC133 (65W USB Type-A, C 2ポート)
RP-PC128 (90W USB Type-C 2ポート)

余談ですが、上記充電器、ACへ挿し込む際の向きでかなり音が変わりますので実際に確認してください。なんとなく挿し込みたくなる向きと逆向きに挿したほうが、圧倒的に音がまとまると思います。



お問い合わせや訪問予約はこちらから
GRV-RISER、サウンドアクセラレータやシルキーユニットの通販はこちらから
Tシャツなどのノベルティはこちらからどうぞ。

audio

Posted by takelet2