フォノイコライザーなと
これまでフォノイコライザーとして使用していたLINN MAJIK KONTROLの出音が突如歪み出しました。内部を見ても損傷等は見られないし、各所電圧も正常。どうせもらいもんだし解析すんのもめどいので一旦ラックから取り外しました。
さて、新規になんか面白いものがないかとあちこち探索していたところ、ヤフオクで中華フォノイコを発見。動作未確認なれど、見た感じはシンプルな構成で壊れてそうにもないので、人柱になってみるかと落札してみました。この金額よりも随分と安かったし。
ali expressにはこのようになんでもあります。製品を見慣れた目には無茶苦茶なプライシングに思えますが、いずこも製造原価なんてのはこんなもんでしょう。今どきは自社開発なんて悠長なことをしているのは極わずかで、こういうのをベースにして各社いろんなものをえんやこらと仕上げて諸経費とブランド代が乗っかると立派な製品となってしまうのです。
そういうのをいち消費者がお手軽に購入できるのがすげえ時代になったもんだと感慨深くもなります。まぁ、信頼性の有無も含めて博打ではあるのですが。
で、
うちのLINN LP12は、使用しているトーンアームが軽針圧仕様(1.5gまで)なので使用できるカートリッジが極端に絞られます。今はSHURE M44-7を使用中です、これとて針圧は下限ギリギリなのですが。ボデイは白カモメマーク入りの初期型で針は現在のやつです。
さて、
増幅動作に必要なのは±15Vのみなので、簡単にスイッチング電源へ換装可能。サクっとリニア電源回路をとっぱずして
増幅回路の基板裏にあれこれやって、スイッチング電源ユニットにもあれこれやって半日仕事でやっつけました。OP-AMPはソケット式のBB OPA2134なので適当な2回路入りに交換可能ですがそのままです。
これまでこのLP12システムで聴いたことの無い、軽やかで強靭な低音が出ています。鈍重なリニア電源では出ない音です。増幅回路用のコンデンサは47μFしか無いのにね。そのうち10μF程度のフィルムコンにしてやろう。
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