サウンドチェック
今はDC12V電源の音を練り上げてる最中なのですが、それにあたっての判断材料となる音源がやはりあります。
まずはコレ。
そう。AIRのサウンドトラック盤です。発表当時はこういうのから遠ざかっていたのでリアルタイムで体験したわけではありませんが、京アニ制作のTVアニメにどえらい衝撃を受けたので、それから後追いでPC版のゲームもやりーのこのサントラも買いーのでそらあもう大ハマリさ。京アニのことをとんでもねえ制作スタジオだと認識したのもここからですね。
中でも我らの国歌と言われるのがこの曲。
透明感あふれる伸びやかなLiaの歌声が派手めのオケに埋もれないように。それでいてバックの打ち込みの力強さ、沈み込みも損なわぬよう。これを聴いていて感情がうわー、ってならなけりゃダメです。
そして夏影
冒頭のピアノ、かなりむずい。なかなか本物っぽく鳴らないのですよ。
Liaの独唱から始まってバンドサウンドへと。声の表情をいかに豊かに出せるか、ドラムの各パートの描き分け、アタックとキックの質量感が表現できているか。
重視しているのはこの3曲ですが、1枚まるっと通しで聴いて違和感がないかも確認します。
なお、自分は歌謡曲とTVマンガで産湯を浸かりYMOで脳みそをぶん殴られた基本的にポップミュージックとグルーヴの人なのでジャズとかクラシックは音決めに使いません。こうあればいいのかな、という基準が自分の中でもてないので、BGMにしかならんのよね。まあ、オーディオにおいてジャズ向けとかクラシック向けとか言うのが思考停止の戯言だってのはよくわかってるのでねー。
次はこんなの
90年代、自分がもっとも熱狂したのがこの曲を主題歌としたコレ。オリジナルのビデオクリップを作るのに最終的にはSONYのS-VHS業務機&編集機まで買っちゃったもんなあ。コミケでの配布とかもねー。やったわー。この時代のアイドルソングはまだまだコンプが浅くてニュアンスが豊かで音もナチュラル。
音がどうこうというよりまあ、とにかく好き。でも気持ちよく響くイメージは自分の中にあるので、そこからのズレが無いかの確認用。
君に届ける電子音の最たるもの。音の粒子一つ一つが生命感を持ってグルーヴィに響くかどうか。四つ打ちキックの重さが快感を伴うか。この曲たちが収録されているCDは同人ソフトなので今更入手するのはかなり困難かもしれず。作っているのはこゆひと。
藤井隆の深みを認識できた曲。キリンジ堀込高樹とのコラボ。当時、CD屋の店頭でたまたま流れてて魂消て即買った。バックトラックの低音域の明瞭さと沈み込みよ。
まあ、こんな感じでやっていますが、油断すると音の綺麗さや滑らかさに耳を引っ張られてタメが感じられなくなってしまうことがあるので常々注意しています。タメが感じられなくなるということは、音が出る前の気配も削っちゃっているということ、背景ノイズを消してるつもりが音楽信号も消しちゃってる。妙にせかされるような再生になっているときは要注意。テンポがゆったり感じられる、というのは単位時間あたりの知覚できている情報量が多いということ。こういうところをおろそかにしていると演者の気配は出ませんのよ。
追記:網線シールドはやっぱりダメだ、見事に音が死ぬ。LINNの黒インタコやモガミみたいなスパイラルシールドならそんなこと無いんだけれど。
追記2:DC12V電源ユニットはNURO光のルータに使用して出音のチェックを行っていて、基本はPCに保存した音源で確認しています。昨日の改修でほぼドン決まりかな、というところまで来たのですが、今spotifyに切り替えたらこっちの音がまった凄まじくよくなっているのに気付きスタン。
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