自分の魂が揺さぶられる声、音楽、律動、いろいろあります。

生きていく上で必ずしも必要じゃないかもしれませんが、それがあることで自分を律してくれる存在。

それらを少しでも近くで感じていたい、という方へのお手伝いができるといいねえ、というポリシーを携えたオーディオ屋です。

テクニクス SL-1200シリーズの可能性

先日、YAMAHA GT-2000用の外部電源を納品したときに、電源がよくなればアナログプレーヤーのドライブ方式とかなんでもいいんじゃないのか?と思えたので、テクニクスのSL-1200 Mk3を入手して遊んでみました。
調べると、必要なのはGT-2000同様DC24Vだけなのでさっさと外部電源してみるかと思ったのですが、まずは小手調べで整流後の電解コンデンサにGRV-RISER PDケーブルに使用している回路を最新型にしたものをパラってみました。左下の円筒形にひっついてるやつですね。リードはφ1.6mmの4Nアニーリング銀単線です。

10年くらい前にもSL-1200 Mk3は入手したことがあって、抑揚もなんもなくただ鳴ってるだけのプレーヤーだなこりゃ、という感想以外は抱けなくて早々に手放したんです。

でも、違ったんですね。やっぱ漫然としか動けてなかっただけなんだ。今はちゃんと音楽の抑揚が表現できているし、サウンドステージが高さ方向まで広がる。すなわち微細信号がマスクされずにフォノイコに受け渡しできている。ダイレクトドライブのコギングが消えてるのかどうかは知りませんが、ものすごく滑らかなのにグっとくる力感も備えている。これで改良型スイッチング電源による外部電源化を行ったらもっとよくなるのはわかっていますが、このクラスのプレーヤーにそれをやるのもなんかなあ粋じゃないなあ、という気もします。

40年聴いてるこのアルバムで、また新たな発見がありました。常用のLINN SONDEK LP12でも気づかなかった。おそらく音としては出ていたんでしょうが、提示されるサウンドの中で認識できる閾値を超えてなかった。その閾値を軽々と超えてきやがりましたよ、このプレーヤーは。

そういうわけでSL-1200用の改良サービスやります。SL-1200 Mk5まではおそらくメインの基板はほとんど同じなので、とりあえずそこまでですが。工賃税込みで22,000円。関東圏であれば出張サービスも可能ですが、その場合は税込み11,000円追加です。

ご興味のある方はお問い合わせください。もちろんここで聴いてもらうのが一番早いですが。

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Posted by takelet2