B1着弾
コレじゃない。これが着弾やらかしたらえらいこっちゃ。
こちらです。有名なのはA1のほうですが、こちらも同様にパラヴィチーニが回路設計やってます。実物はおそろしく安っぽいです。フェイシアは樹脂製だわセレクタやボリュームノブは裏にプラ棒が伸びていて基板上の実部品と繋がれるわと。ただまあ、国産アンプみたいにフェイシア裏から延々とハーネス伸ばしてコネクタで繋ぐよりかは音質重視とも言えます。
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小出力時はA級動作ですが、どこかのタイミングでAB級動作に変わるそうです。Royd TOPAZと繋いで音出しをしてみましたが、全然ボリュームを上げられません。7時スタートで8時くらいまではギャングエラーが酷くて左に偏るし、その時点ですでに結構な音量。これでは夜は無理です。
しかし、かなりそそる音をひねり出してきます。これぞPRaTというべき腰の入った中低域とUK風とはちょとちがう開放的な音調。それで全体的に人肌感があるので、めっちゃ有機的なサウンドです。EXL-1を思い出すなあ。録音イマイチな音源もうまいことやりすごして聴かせてしまう感もあり、なんでも楽しい。以前A1も持ってましたが、こんな感じだったっけかなあ。
音出しの前に測定を行ってみましたが、SP出力でのDC漏れがちょっと大きい。
Lch:60mV/Rch:-20mVくらいだったかな。歪率は両chとも0.4%程度で公称0.5%よりは低い。しかし、オシロでの出力波形は歪んではいないものの、シャープさに若干欠ける感あり。それではとネットを掘ってみたらいいページを発見したので、この手法に従って調整してみました。結果、ほぼDCは10mV以下で安定しました、歪率はLchが少し増えましたがオシロでの波形品質も明らかに向上したのでまあよしとします。
基板を見る限りは極端に変色したり膨れたりしているパーツも無いので、当座はこれでいくつもりです。
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