自分の魂が揺さぶられる声、音楽、律動、いろいろあります。

生きていく上で必ずしも必要じゃないかもしれませんが、それがあることで自分を律してくれる存在。

それらを少しでも近くで感じていたい、という方へのお手伝いができるといいねえ、というポリシーを携えたオーディオ屋です。

とあるメール

先日、貸し出し自宅試聴の結果、オーディオラボ製プリメインアンプを購入していただいたお客様へ送ったメールの一部です。お使いのスピーカーはATC SCM10で、ご友人から今どきの名のあるアンプもお借りしていたそうですが、長いことご使用していらっしゃるこのスピーカーがこんなに軽やかにリズムを刻んだのは初めてで、Liveの会場にいるようなyaLが飛び抜けてました、というお言葉を頂いています。また、SCM10へのサウンドアクセラレーターの装着も承っています。
*********************************************ココカラ
yalアンプを初めて聴いたのは今から20年以上前ですが、その頃から内部構成は基本的に変わっていません。ディスクリートではなくop-ampであり、パワーICを使用しています。それより以前はディスクリートでもかなり作成していたようですが、見切ったようです。
但し、外付けパーツの銘柄、使用数、定数の選定には特に気を使っています。あとはプリント基板を一切使用せずにオリジナルの4Nアニーリング済銀単線にて直配線を行うということ。基板を使用する際は、穴あき基板を使用して銀単線にて配線を裏打ちしています。いかに信号や電流の経路内を妨げずに流すか、その上で電源の瞬時供給能力を徹底的に上げる。
その積み重ねが改良型スイッチング電源の搭載でほぼ完成形に至った、と考えています。
トランスによるリニア電源の時代ですら、他社製アンプを聴いても、ふーん、としか思わないくらいの圧倒的な出来でしたが、2年ほど前からスイッチング電源に変わって、その音を聴いた時の衝撃たるや、これまで満足していたリニア電源のアンプがその瞬間に陳腐化して聴く気になれなくなるほどでした。
いくら物量投入して頑張ったところで、トランスによるリニア電源では商用AC電源の周波数である毎秒60回のタイミングでしか供給用水道の蛇口は開かない、ということです。つまり、音楽再生において本当に必要な給電スピードに全く追いついていなかったんだ、てのがよくわかりました。
いくらノイズレスにしたところで、供給が追いつかないのであれば本質的な意味は無い、ということです。
もちろん、スイッチング電源にさえすれば問題無いのではなく、それをオーディオグレードでも使用できるようにするための改良措置が必要です。
それを実現できるようになったキーデバイスがSICショットキーバリアダイオードなのですが。
とは言え、このあたりは凝り固まったオーディオ人に能書きをいくら並べ立てたところでなあ、というのが現実でして。百聞は一見にしかず、というか百文は一聴にしかず、という感じですね。
いいから聴いてくれ!というのが切なる願いです。
*********************************************ココマデ
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Posted by takelet2