自分の魂が揺さぶられる声、音楽、律動、いろいろあります。

生きていく上で必ずしも必要じゃないかもしれませんが、それがあることで自分を律してくれる存在。

それらを少しでも近くで感じていたい、という方へのお手伝いができるといいねえ、というポリシーを携えたオーディオ屋です。

FX-AUDIO TUBE-00J

TU-8100の相方にしようと入手してみました。軍用真空管もセットで。ACアダプタは付属していないので、とりあえず手持ちのDC12V出力の適当なやつを使います。ただまあ、出力端子手前にGND浄化用のシルキー回路を組み込んであるやつですが。

最低でもこれをやっておかないと、ACアダプタ素の状態では聴くに耐えないので。
この状態で、まずは音出し。信号経路は

LINN AKURATE DS/K (tuned)

MLAS JC-2 (tuned)

FX AUDIO TUBE00J

Elekit TU-8100 (tuned 電源は改良型SW電源)

DIATONE P610MB(純正箱)+tw (全ユニットにはサウンドアクセラレーター装着)

プリ二段になりますが、JC-2はソース機器のセレクタ+強力なバッファみたいなものなので。

感想は、まあ、殆ど印象に残っていないですな。とりあえず開けてみました。そしたら、基板の表面はなんか薄汚れてるし、裏面は半田の色がすんげえくすんでいる上に芋半田もあちこちに。おまけに1箇所半田忘れもあり。値段なりっちゃあそうなんだろうけれど、あんまりなので半田は一旦全部吸い取ってからやり直しました。コテを当てたときにツンとくる異臭がすること度々。余程ヘタクソが作ったのか半田が劣化しまくりでした。こんなレベルの製品売るなよ。

そしてGNDパターンにはφ0.8mm銀単線を裏打ち後、基板洗浄。電解コンデンサの-側は出来る限り銀線で繋ぎます。しかし、今この画像見るともっと繋げる箇所あるな。

とりあえずこの状態でもっかい聴いてみますと、先程よりはかなり良くなりました。低域は少し軽いものの音場も広くなり真空管らしい艶っぽさも感じられるように。

それではと、TU-8100に使用している豪華SW電源から給電すべく2系統アダプタを作成しました。

これは効いた。漸く聴く気になるクオリティが出ました。結構メインのアンプに迫る勢い。この状態で丸一日ほど聴いていましたが、どーにも質感が安っぽく感じる時がある。これはーアレかなー、と思って純正のOPAMP、TIのNE5532だったんですが、これを手待ちのBB OPA2134に交換したところズッパマリ。一気に全体の質感が上がって、音が出る前のタメの表現ができるようになりました。一個300円程度で買えるヤツですが、しっとりとした質感表現とハイファイ過ぎない程々のクオリティが昔から大好きなんですな。以前LINN KAIRNを使っていたときは、オリジナルはTL072だったのを全部コレに変えてました。

これならイケる。確信が持てました。どこにいくのかは知りませんが。あとはカップリングのコンデンサを見直してやれば確実に第一線で戦えるかと。

コンパクトな筐体故にシグナルパスは圧倒的に短い、その強みを見せつけられた思いですね。

この組み合わせ、自画自賛するけどかなりよろしい。嫌味じゃない程度に艶っぼくてチャーミングなのにノレる。そんでめっちゃクオリティも高い。

 

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Posted by takelet2