creek 4140s2 げと
いい出物があったのでなんとなく。とりあえず動作には問題ないようです。反応が良くて音像かっちりよく歌う。やっぱり英国プリメインだなあ、という音です。naimやauraと比すると眠い音とかいう世評があった気もしたんですが、そんなことないなあ。あと、見た目は最高ですね。天板側板は木製なのにびっくり。
とはいえもう30年モノですからねえ。内部を見てもコンデンサの変色、基板ヤケもほぼ見当たらない。あんまし使っていなかったのかしらん。ボリューム、バランスノブのガリもほとんどなし。SP端子はバナナプラグ専用です、ここはクリーニングすると30年分という感で派手に汚れていました。ボリュームを絞りきっても少しだけ音が出ているのはご愛嬌。思ったよりゲインが高くてビクターのフルレンジだとボリュームノブをせいぜい3クリックしか上げられない。2wayのブックシェルフくらいがちょうどいいのかな、やっぱり。
若干音がうるさいので、一応リキャップを行う予定です。電源のブロックコンデンサはかなり薄型でしかも35V/10000μFというスペックですが、このタイプのが今でも入手できるのかどうかわからないところです。入手できなければ小容量品だけは全数交換ですかね。あとはダイオードをSICに交換して、適宜銀単線で基板のGNDパターンを強化すれば第一線級になると思います。そしたら販売します。
お問い合わせや訪問予約はこちらから
サウンドアクセラレータやシルキーユニットの通販はこちらから
Tシャツなどのノベルティはこちらからどうぞ
ディスカッション
コメント一覧
そうか、追記がある場合はここに書いていけばいいんだな。
4140s2のバラしを開始しました。構造上、前面のボリュームノブ/バランスノブを外さないと基板へのアプローチができないのですが、この手のは通常ですと小さいイモネジで金属シャフトへ固定してあります。バランスノブはこのイモネジを緩めて問題なく外せました。
しかし、ボリュームノブはいくらやって六角レンチが噛み込まない。あれこれやってドリルで彫ってもみたのですがシャフトの切り屑が出てきてもノブがびくともしない。これは、おそらく前ユーザがイモネジを失くしちゃって、シャフトとノブを接着していると思われます。こうなるとボリュームノブを破壊しない限り基板へのアプローチができない。それはあまりに非現実的なので残念ながらゲームセットです。
とりあえず動作に問題はないので、現状で販売するしかないですね。